今朝、
こんな強烈な広告を、地下鉄で見た。
手に職を持とう、
資格を取ろう、
自己啓発がなんたらかんたら、
やれセミナーだ!ほれセミナーだ!
不安を煽る霊感商法みたいで、賛成できない。
個人が頑張ることには賛成です。
会社が食べさせてくれる時代は終わったからだ。
働き方が大きく変わろうとしている今、
ここまでやったらOKみたいな確約はない。
例えば、
希望する資格が取れた。
おめでとう。
ただし、
その資格は沢山の方がすでにお持ちで、
あなただけの資格ではない。
あなたが合格できることは、みんなも合格できます。
なので、
あなたが合格した後にも、
沢山の優秀な後輩達が合格します。
問題は、
資格が取れたからといって、
食べて行けるほど、世間は浅くないし甘くないということだ。
結局のところ、
ご本人さんの営業力が問われるからだ。
仕事をとってこれない者は淘汰される。
ここは資格あるなしに関わらず公平にできている。
中でも士業系の資格は、勘違いが起こりやすい。
すぐ、食べて行けると、
大きな勘違いだ。
そもそも何も生み出さない手数料商売だし、
後ろ向きな仕事でもある。
必要な量だけあればいいサービスで、
助成金を始めとした、
昨今の寝てるコを起こすような国の予算の付け方には、多いに疑問を感じる。
ここにメスを入れる政治家を待望する。
また、
そのバラマキにたかる輩がいるのだから早く止めて欲しい。
さもしい人達だ。
ほんと、呆れてしまう。
国もそこにあまりヘンテコな予算をつけるなヨ!
犠牲者が出るからだ。
自分でリスクを取れない人を増やしてはいけない。
そこに正義はあるのか?
そこに群がる、士業の活動が必要なのか!
寝てる経営者や志をお持ちの将来のある若手を叩き起こしてまで、
血税を無駄に使って欲しくないし、
これから起業する彼等に、たかって欲しくない。
アメリカみたいに弁護士の看板が多い国は見苦しい。
健全な社会とは思えない。
普通の人間が努力し、多くの人がそこを目指すのはもったいない話だ。
こちら側、
つまり経済を支える側を目指して欲しい。
自身で経営の経験がないのに多く語る滑稽。
引き算の世界に身を投じることに違和感を覚えないプライドの固まりは煮ても焼いても食えない。
男子一生の仕事。
資格ではなく錯覚になって欲しくない。
もちろん、
頑張ってくださる先生方も、たくさんおられます。