コラム

不人気とは指導者が払うべき信念の対価である。

不人気とは指導者が払うべき信念の対価である。
尊敬する経営者が、よくこのようなことをおっしゃる。
社員に好かれようとか?
嫌われたくないとか?
辞められては困とか?
まさかそんなことを考えてるとは思わないが、
大きな声で注意したり、どなり散らす社長がへりました。

まぁ、
てきとーに使っとけのノリではないんでしょーが、
そのコのことを本気で叱ってあげない経営者ってどーなんやろーか
上司ってどーよ
先輩ってどーよ
自身に自信がないから、よー怒らんのかなぁ

私はそんな指導者は格好悪いと思う。
社会人になってこの20年、私は、常に怒ってる。
できない己にであり、上司にであり、仲間にであり、
部下にであり、新人にであり、お取引先様にであり、
信念の怒りを、毎日、彼らにぶつけている。
毎日、大きな声で怒鳴るから、めちゃめちゃしんどい。
確かに疲れる。
信念の叫びであるから、当然声はでかくなる。
でも、
それはお客様のためにであり、お取引先様のためにであり、
会社のためにであり、その本人のためにであるから、
言わなあかんことやから、
組織でいうと、
本来はナンバー2が、この役割をすべきなのだが、
これも現在では、なかなか難しい。

これは一般論だが、
ナンバー2の器量が、その会社の成長を大きく左右すると思う。
成功した会社や団体には、必ず、名物!大番頭さんがおられるのも事実。
そして、
対価として、不人気をつづける私。

ABOUT ME
保 喜博( 株式会社テンプラス代表取締役社長)
保 喜博( 株式会社テンプラス代表取締役社長)
はじめまして、テンプラスの保喜博(たもつ よしひろ)です。 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄の「フレンドリンク交流会」でお会いした方もたくさんおられると思います。 お蔭様でフレンドリンクで交流会を主催し始めて21年目、株式会社テンプラスも23期目に突入しました。(2023年現在) いつもありがとうございます。皆様には感謝しております。 そこで、交流会20年!会社経営23年!のキャリアを活かして、起業と会社経営、政治経済について、思うところをビシバシ書いていこう思います。 私は、大阪港区で100年つづく米穀商の3代目です。大学を卒業し、大手の総合小売業に就職しました。 愛社精神の塊で、24時間365日走り続けた10年でした。仕事が楽しくて楽しくて、明るく元気な最高のサラリーマン時代を全国で過ごしました。 しかしながら、その会社の経営難もあり、退社をして大阪に帰りました。久しぶりに大阪の街を歩いてみると、商店街の2代目3代目の商店主は疲れきっているし、お店のシャッターがどんどん閉まっていくのを目の当たりにし、「この状況を何とかできないかな」と感じ、テンプラスを23年前に創業しました。 経営理念であります、ジモト還元!チイキ貢献!ビジネスをモットーに単純に儲けることだけを考えるのではなく、地域社会にどのような貢献ができるかという視点で、サービスをつくっています。 創業25年に向け、やはりテンプラスは、果敢に新しいビジネスにチャレンジしていきます。 コラムでも、よろしくお願い致します。 またコラムの一部は、過去にアップしたものから加筆訂正しております。