コラム

シゴト量の少ない者が、成功した話は聞いたことがない。

能力なんて、みんな普通です。
仕事量はどーだろうか!
少ない? 普通? 多い?
みんな普通ではない。
差が出るのは、ここしかありません。
いっぱい仕事をした人が成長できる。
いっぱい仕事をした人が成功できる。
そんなあたり前のことで、ビジネスは成り立っている。
自身を評価できる物差しは、仕事量しかない。
上司がずっとヨコにいてくれないのだから、
お取引先様、お客様もずっとヨコにおられません。
我々普通の人たちが、仕事で成功するとき、
それは、人より、いっぱい仕事をした瞬間にのみ限定される。
そのとき、限定です。
普通だからです。
さらに努力し多くの結果を出すのも、いっぱい継続的に仕事をしないと不可能です。
なぜなら、
みんな普通だから、
過去を振り返ってどうでしょうか?
手を抜いて、努力が水の泡になった経験はありませんか?
このことが分からない人に、成長と成功はありません。

まさか! 
自分は特別だと思っていませんか?
特別な能力など、誰も持っていない。
みんな普通だから、頑張れる。
斬新なアイデアや企画書なんか、皆が持っているし書ける。
いかに人より多く、
その量をこなせるかが勝負だ。
質や効率の方が大事だと、えせ(口だけ)コンサルタントは口角泡を飛ばす。
そんなのは、当たり前の話。
質を追求し効率をよくした結果の、
その、仕事の量の話を、私はしています。
ビジネスは、シンプルにできている。
それは、
圧倒的に仕事の量で、決まるということ。
事実、管理職は定時に家に帰れないではないか!
なので、
なにも皆が無理をしなくていい。
普通でいいからだ。
大企業(社員が10000人はいないと)に勤めてるなら、
しかも、頑張るなら、
そこそこの数字は付いてくる。
会社の看板でも数字は取れるからだ。
ぼんやりしてると、
優秀な後輩に追い抜かされるぐらいで、
しばらくは、その有名企業で勤めることができるかもしれない。
それでいい。
皆がいっぱい仕事をし結果をだしたら、人事考課が大変だ。

でも、
志があるなら話は別だ。
具体的に、いっぱい仕事をする。
いっぱい仕事をした人だけが掴める領域があるからだ。
成長とは、そこを日々のりこえるコト。
成功とは、成長の継続ができたトキ。
なにも、新しい話ではない。
石器時代から変わっていない。
大昔、獲物をいっぱい仕留めたお父さんは、
きっと他のお父さんよりも、いっぱい斧を研ぎ、原野を走りまわったに違いない。
プロ野球でもそうだ。
落合中日の練習量は半端ではなかった。
ベテランが高校生のようにノックを受け汗を流した。
結果は、その成績が証明している。
我々は体力、気力、知力を惜しまず、日々頑張るのだ。

その先に明確なビジョンがあり、
具体的にすることが決まっているのなら、
何も迷うことはない。
仕事をいっぱいすることで、たくさんのことが解決します。
志と自身の生活の優先は、バランスは、
各々の人生のなかで、アンバランスだ。
私は、愛社精神が強かった。
仕事が面白かった。
人よりも、たくさん仕事をした。
おかげさまで、役職も等級も給与も上がり続けた10年間であった。
ところが、
仕事量が少ない上司や部下もたくさんいた。
不思議なのは、ここまでとラインを引く、彼らの言動である。
もちろん、
数字を出した君は帰っていいかもしれない。
気を緩めてもいいかもしれない。
しかし、
世界はそうだろうか?
隣の会社はどうだろうか?
一流企業の選ばれた管理職は、駅前の自社ビルの上階で、真夜中まで煌々と明かりをつけ仕事をしているではないか!
ここからの毎日の差は、後戻りできない差であり、
どんどん拡がっていくから、
格差社会に歯止めがきかない。
勿論、肯定しているわけではない。
我々が暮らす、この収縮するマーケットで、
今を頑張るのはあたりまえで、
もっともっと仕事をしないと、
結果を出さないと、
世界から、取り残されちゃう。
決められた会社で、
決められた職種で、
決められた時間から時間まで、働ける。
そんな夢のような時代は、もう終わる。
セカンドライフ的な、ビジネスWAYは、
さらに、世界の時間と距離を短縮し、
ほんまもんしか、生き残れない。
誰もが予測できる、近未来であろう。
もちろん、選択とかではなく、
このままがいいのなら、このままで、

棚ぼた、
なんてことは現代では起こらない。

ABOUT ME
保 喜博( 株式会社テンプラス代表取締役社長)
保 喜博( 株式会社テンプラス代表取締役社長)
はじめまして、テンプラスの保喜博(たもつ よしひろ)です。 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄の「フレンドリンク交流会」でお会いした方もたくさんおられると思います。 お蔭様でフレンドリンクで交流会を主催し始めて21年目、株式会社テンプラスも23期目に突入しました。(2023年現在) いつもありがとうございます。皆様には感謝しております。 そこで、交流会20年!会社経営23年!のキャリアを活かして、起業と会社経営、政治経済について、思うところをビシバシ書いていこう思います。 私は、大阪港区で100年つづく米穀商の3代目です。大学を卒業し、大手の総合小売業に就職しました。 愛社精神の塊で、24時間365日走り続けた10年でした。仕事が楽しくて楽しくて、明るく元気な最高のサラリーマン時代を全国で過ごしました。 しかしながら、その会社の経営難もあり、退社をして大阪に帰りました。久しぶりに大阪の街を歩いてみると、商店街の2代目3代目の商店主は疲れきっているし、お店のシャッターがどんどん閉まっていくのを目の当たりにし、「この状況を何とかできないかな」と感じ、テンプラスを23年前に創業しました。 経営理念であります、ジモト還元!チイキ貢献!ビジネスをモットーに単純に儲けることだけを考えるのではなく、地域社会にどのような貢献ができるかという視点で、サービスをつくっています。 創業25年に向け、やはりテンプラスは、果敢に新しいビジネスにチャレンジしていきます。 コラムでも、よろしくお願い致します。 またコラムの一部は、過去にアップしたものから加筆訂正しております。