起業。
こんなシゴトがしたい!
あんなこともできるのではないか!
ビジネスアイデアはいっぱいあるんですよ!
会社を作りたいんです。
こんなん今までになかったでしょ!すごいでしょ!
絶対儲かります!
こんな若者たちが「フレンドリンク交流会」にもよく来られます。
で、なんで起業するの?
んっ、、、、えっー、上場したいんです!
へぇっ、と私。
じゃー、なんでそのシゴトをしたいの?
まだ、だれもやってないんで、
(再び) へぇっ君は何を勘違いしてるのか、と私。
こう質問を返す。
ところで、今いくら貯金してんの?
お話しにならない金額が返ってくる。
お金を貯める習慣のない人が起業したら、間違いなく世間に迷惑がかかる。
アイデアなんて、同じ事を考えてる人間なんて、万単位でいてるからご心配なく。
自分を特別だと思わないこと。
あなたにできることは、みんなにもできます。
空想でもなく机上でもなく、起業するのであれば、大事なのは、先ずリスクをとる覚悟。
自分ひとりのチカラで、やってみることだ!
アイデアなんて、誰よりも早く実行できるかが全てやかんね!
失敗から学び、涙の努力と更なる努力と継続。
成功した人は寝ずに仕事をしている。
その人が、シゴト自身になる。
その瞬間が、大成の源になる。
強靭な肉体と精神力は必携だ。
一番大切なのは、
必ず、やりきる。
うんざりするぐらいの運と星。
必然的な出会いの連続。
そして、千が一、
結果が出れば、めでたしめでたしである。
しかしながら、大半の会社は結果を出せずに、遅かれ早かれ倒産します。
30年前の起業と状況は違う。
これから、もっともっと厳しくなるでしょう!
ビシッと結果が出ても、後から後からライバル社がやってくる。
厳しい競争が永遠に続くのだ。
会社の競争は永遠やから、勝ち続けないと大変なことになる。
もちろん、勝つことが目標ではない。
最低限の結果の繰り返しにすぎない。
繰り返し、繰り返し、繰り返し、勝ち続けること。
そして、
日々、腹の底から突き動かされるテーマを持たないといけない。
そこには、
太く大きな普遍の理念がなければいけない。
ずっと先のそのまたずっと先の先の先、、、
未来まで通じる真っ直ぐに伸びる理念がなければ。
私は、いつもこう諭す。
今の仕事を辞めず1000万円、貯金しなさい。
1000万ぐらい、必死で働き、
ええかっこせず、無駄遣いせねば、数年で貯まる。
すぐに国金だの助成金だのVCだのパトロンだの親戚だの友人らに金策する者が成功できるはずがない。
またそうやって、必死に貯めたお金も事業を始めれば、
数週間で無くなる事も覚悟して於かなければならない。
昨年も、たくさんの倒産を目の当たりにした一年であった。
お金がないなら起業しないこと。
事業をはじめても安易にお金を借りないこと。
VC業者には、特に注意を!借金だけが残ります。
取引先やお客様、皆に迷惑がかかるからね。
苦労せず起業した者は、お金の有り難みがわからんから、
終わりかたも見苦しい。
貸す方も貸す方やけど、情けない話しである。
私の周りでも、醜く汚い休眠経営者がいっぱいいる。
広く大きな意味で、会社の為に死ねるか?
起業とはそういうことだ。
人生の大半は労働です。
バシバシ働くことは素晴らしいと思う。
やりたいことができない。
やれないことが多い。
当たりまえではないか、我々は選ばれた人間ではない。
我慢せねばならぬ時が多い。
自身の決断で、幼き頃から選択し続けた結果、今ここに立っている。
皆、頑張っている。
それで、いいではないか、一時の野心だけでは、どうにもならない。
甘くない。
日々の仕事も甘くない。
辛く厳しく、結果も問われる。
では、なぜ仕事をするのか?
では、なぜ起業をするのか?
わかった人から上がりではないでしょうか!
私、
ちょっとだけ、わかりました。最近の私は、
こう答えてます、
「身の丈の幸せをつかむため」です。